ドイツ旅行で効率よく観光地を巡り、コストを抑えたいと考える方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが「ジャーマンレイルパス」。
このパスを使えば、主要都市間を気軽に移動でき、自由な旅行プランが可能になります。
この記事では、ジャーマンレイルパスの使い方や購入方法などを解説します。
ジャーマンレイルパスとは?
ジャーマンレイルパスとは、ドイツ国内の鉄道を自由に利用できる便利なパスです。
ドイツ鉄道(DB)が提供しており、ICEやIC、ECなどの特急列車を追加料金なしで利用できるのが特徴です。
ドイツ国内を効率よく観光したい方におすすめで、購入すれば有効期間中に指定された日数分、電車に乗り放題になります。
対象エリア
ジャーマンレイルパスはドイツ国内の主要鉄道路線で利用可能で、幅広いエリアをカバーしています。
パス対象のエリアには、ベルリン、ミュンヘン、フランクフルト、ハンブルクなどの観光名所が含まれ、観光客に人気の地域を簡単に移動できるのが魅力です。
また、オーストリア、スイス、ベルギー、イタリア、フランス、オランダ、チェコなどの一部の国際線も利用可能です。
利用できる列車
利用可能な列車は高速列車ICEをはじめ、ICやECといった長距離列車、REやRBなどの中・短距離列車も利用できます。
ただし、都市内の地下鉄やバスなどのローカル公共交通機関は対象外となるため、別途チケットの購入が必要です。
パスの種類について
年齢や旅のスタイルによって、適切なパスの種類が異なります。
自分の旅行計画に合わせて購入しましょう。
対象年齢
ジャーマンレイルパスには、年齢別に設定されたプランがあり、対象年齢に応じたパスを選ぶことができます。
基本的には、26歳以下の若者向け「ユースパス」、27歳以上の「アダルトパス」があり、ファミリーで利用する場合は、15歳以下の子どもは無料で同行可能なことも。
この年齢制限を理解することで、よりお得に利用できます。
フレキシブルパス(Flexi Passes)と連続パス(Continuous Passes)
「ジャーマンレイルパス」には、旅行日程に応じた2つのタイプがあります。
フレキシブルパス(Flexi Passes)は、指定された期間内で好きな日だけ電車を利用でき、観光地巡りをゆったり楽しみたい方におすすめです。
一方、連続パス(Continuous Passes)は、連続した日数で自由に乗り降りできるため、短期間で効率よくドイツを旅行したい方に適しています。
どちらも購入時に日数を選べるため、自分の旅のスタイルに合わせて選びましょう。
ジャーマンレイルパスの買い方
大きく分けてオンラインで購入する方法と、現地オフィスでの購入方法があります。
日本の旅行代理店などでも取り扱っている場合もあります。
オンラインでの購入方法
ジャーマンレイルパスは公式サイトで手軽に購入できます。
公式サイトにアクセスし、利用したいパスの種類を選びましょう。
その後は指示に従って購入を進めていきます。
購入にはパスポート情報が必要なので、あらかじめ手元に用意しておくと便利です。
公式サイト▼
日本語で購入したい方は、下記のようなサイトで購入することも可能です。
\シャーマンレイルパスを予約する!/
現地での購入方法
ジャーマンレイルパスは、現地のチケットオフィス(Reisezentrum)でも購入可能です。
ただし、特定の主要駅のオフィスでしか購入ができないので要注意です。
現地で購入するメリットは、バリテーションも同時に行えたり、使い方を直接確認できるところです。
チケットの種類や購入方法で使用方法など異なる場合もあるので、この点では安心です。
ジャーマンレイルパスの使い方
ジャーマンレイルパスの使い方は、購入方法やパスの種類によって異なります。
不安な方はチケットオフィスで事前に確認しておくことがおすすめ。
基本的には公式サイトで連続パス(Continuous Passes)を購入した場合は、購入時に利用開始日を指定しているため、事前にバリテーションを行う必要がありません。
上記以外の場合は、事前に現地オフィスでバリテーションをする必要があります。
現地のチケットオフィスは駅にあり「Reisezentrum」という表記が目印です。
また、列車に乗る際は、レイルパスとパスポートの携帯が必須です。
座席予約は必要?
基本的には予約なしでの乗車が可能ですが、事前に座席の予約をしておくことも可能です。
座席指定は、ドイツ鉄道(DB)の公式サイトやアプリから手続きが可能です。
サイト中央部の「Seat reservation」から予約を進めることができます。
公式サイト▼
他の交通チケットとの比較(バイエルンチケットなど)
ジャーマンレイルパスは、広範囲で利用できる便利なパスですが、他にもドイツ旅行で役立つ交通チケットがいくつかあります。
例えば、バイエルン州内での観光に特化した「バイエルンチケット」は、1日限定で州内の列車や一部の交通機関が自由に利用可能。
料金も手頃で、バイエルン州だけを訪れる場合には非常にお得です。
一方、ジャーマンレイルパスはドイツ全土の列車が対象なので、広範囲を周遊する旅行には最適といえます。
旅行の目的や移動エリアに合わせ、パスを選ぶことが満足度の高い旅につながるでしょう。
まとめ
ジャーマンレイルパスは、ドイツ国内の旅行を快適にするとても便利な鉄道パスです。
この記事では、ジャーマンレイルパスの購入方法や利用の際の注意点、使い方などをご紹介しました。
ドイツ旅行を充実させるために、ぜひ参考にしてみてください。