今回のテーマは、ワーキングホリデーや留学などで長期間日本を離れる際、お金の管理をどうすれば良いか？です。
海外で生活するために外貨はもちろん必要です。
ただ、急に帰国しなければいけなくなった場合や、日本のサービスを利用し続けたい場合などに日本円や日本の口座も保有しておくと安心です。
そういった部分も含めて、おすすめの銀行口座や管理方法についてまとめました。
海外で役立つ全体的なお金の持ち方についてはこちらの記事でまとめています。
現地銀行口座の開設
長期で海外生活をするとなると、現地の銀行口座がないと不便です。
ワーキングホリデーなど現地で働く予定だと、給与を振り込んでもらうためにも口座情報が必要です。
ただ、大手の銀行などは外国人が口座開設することが難しい場合が多いです。
オンラインバンクだと比較的口座開設のハードルが低いのでおすすめです。
私も2度のワーホリは現地のオンラインバンクで口座開設をしました。
現地の銀行口座が開設できたら、ATMを使用することもあると思います。
ATM使用時の注意点についてはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみてください。
現地口座開設について
現地口座開設には、主に以下のものが必要です。
- パスポート（身分証明書）
- ビザ
- 住所を証明できるもの
- スマートフォン（オンラインバンクであれば必要な場合が多いです）
口座開設に必要なものを揃えるのに時間がかかったりするので、現地到着後早めに取り掛かることをおすすめします。
特に最初は住所が定まっていないことも多いので「住所を証明できるもの」を手に入れることが難しいです。
日本の口座は解約しなきゃダメ？
長期の海外滞在で「非居住者」となる場合、日本の銀行口座は解約しなければならない場合もあります。
各銀行によって異なりますが、手続きをすることで口座をキープすることが多いです。
日本のオンラインバンクが便利！
海外にいても手続きをすることで、そのまま利用できる銀行は多くあります。
インターネット環境さえあればどこでも資金管理できるので、そのようなオンラインバンクの口座を持っておくと便利です。
またキャッシュカードに国際ブランドのデビット機能がついていれば、海外でもデビットカードとして使用することができます。
デビットカードについてはこちらの記事でまとめています。
また、デビットカードと合わせて持ちたいクレジットカードについてはこちらの記事でまとめています。
おすすめのオンラインバンク3選
海外と日本で利用するのに便利なオンラインバンクをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ソニー銀行
メリット
- 現地でデビットカードでの支払いが可能
- 現地でATMの利用が可能
- 外貨（11通貨）と日本円の管理がしやすい
- 口座に利用する外貨残高があれば手数料無料
- キャッシュバックあり
デメリット
- 非居住者となる場合は出国前に手続きが必要
- デビットカードで一部利用できないサービスあり
また、マイルを貯めたい方は
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET
もおすすめです。
こちらのは海外にいる時にメインで使用していました。
海外滞在時に困ったことがあり問い合わせをしたところ、迅速かつ丁寧に対応していただきました。
海外からだと国際電話になったり時差もあるので、メールでお問い合わせできたところもポイントが高かったです。原則24時間以内に返信していただけるので安心です。
楽天銀行
メリット
- 現地でデビットカードでの支払いが可能
- 現地でATMの利用が可能
- ポイントが貯まりやすい
デメリット
- 非居住者となる場合は出国前に手続きが必要
- 出国期間が5年以上となる場合や、期間が未定の場合は解約しなければならない
- デビットカードで一部利用できないサービスあり
プレスティアSMBC信託銀行
メリット
- 現地でデビットカードでの支払いが可能
- 現地でATMの利用が可能
- 外貨（17通貨）と日本円の管理がしやすい
- 口座に利用する外貨残高があれば手数料無料
- キャッシュバックまたはANAマイルバックあり
デメリット
- 非居住者となる場合は出国前に手続きが必要
- 送金時は事前に送金先の口座登録が必要（海外在住の場合は郵送）
また、Wiseなどのマルチカレンシー口座もおすすめです。
様々な通貨を管理でき、デビットカードの発行も可能です。
Wiseについては別に記事にまとめているので、そちらも参考にしてみてください。
まとめ
今回は、海外滞在する時の銀行口座についてまとめてみました。
長期滞在するのであれば、現地口座は必須です。
ただ、必要な書類を揃える関係で到着後すぐには開設できなかったりもするので、オンラインで管理ができる日本の口座があると便利です。