今回はワーキングホリデーや留学など海外に長期滞在する場合に航空券を取る際のポイントをまとめました。
旅行などと違って帰国するにしても1年後など、かなり先のことになるかと思います。
そんな場合は往復航空券を取るべきなのか?片道で良いのか?などの疑問も出てくるかと思います。
そんな際にこの記事が少しでもお役に立てば幸いです。
ロングステイに適した航空券の種類
往復航空券
ビザの種類や国によっては往復航空券を持っていないと入国できないこともあります。
ワーホリの場合帰りの航空券を購入できる額の資金証明があれば、片道航空券でもOKな場合が多いです。
往復割引もあるので帰りの日程が決まっている場合は、往復航空券でも良いかもしれません。
片道航空券
ワーホリなどの長期間の海外滞在となると、帰国日がはっきり決まっていないため、片道航空券を購入される方が多いです。
実際に私も片道航空券を購入していきました。
思いがけないことで帰国が早まったり、旅行してから帰ることになったり・・・
先のことはわからないので、私は片道航空券を購入してよかったです。
オープンチケット
オープンチケットは搭乗区間と有効期限のみが決まっているチケットです。
フライトの予約をせずに購入ができるので、有効期限内であれば復路の日程が未定の場合に便利です。
しかし、有効期限は1年間なので、1年以上滞在する予定のある方、延長する予定のある方にはおすすめできません。
おすすめは?
個人的には片道航空券がおすすめです。
長期滞在ともなると、滞在中に計画が変わることもあります。
早めに帰国して別の国に行ったり、1年で帰国するつもりが延長してセカンドビザを取ったりしている友人もいました。
またパンデミックなどで帰国が早まったりする場合もありました。
これらのことから航空券は片道にしておいて、資金証明などの必要書類を用意しておくことをおすすめします。
直行便と経由便について
直行便
直行便とは乗り継ぎなしで目的地まで行けるフライトのことです。
乗り継ぎ便と比較すると価格が高くなることが多いです。
ただし乗り継ぎが無い分、目的地には早く着くので効率的に移動ができます。
また、一度乗ってしまえば目的地まで座っているだけで到着するので、飛行機での移動が不慣れな方はこちらの方法が良いかもしれません。
ただし、行き先の国や都市によっては直行便が無い場合もあります。
乗り継ぎ便
こちらは目的地到着までに、別の空港で飛行機を乗り換える必要があります。
1度のフライトで乗り継ぎは1回とは限りません。
こちらは直行便より価格が安い傾向がありますが、乗り換え時間が発生する分移動時間も長くなります。
また、下記の点で注意が必要です。
- 最低でも必要な時間の確認
- 経由地で荷物のピックアップは必要か?
- 飛行機の遅延などによって、乗り継ぐ予定の飛行機に乗れなかった場合どうなるか?
こういった点を事前に確認しておいた方が安心です。
別切りチケットとは?
別切りチケットとはチケットを航空会社などによって分けて購入するチケットのことです。
通常予約サイトなどで「出発地 – 目的地」のチケットを購入すると、チケットは1枚なのですが、別切りの場合は2枚以上になります。
例えば東京からロンドンまで行きたい場合に、
ご自身で「東京 – ソウル」をpeachのサイトで購入し「ソウル – ロンドン」を大韓航空で購入した場合などがそうなります。
また、同一航空会社でも分けて購入した場合は別切りチケットになります。
別切りチケットの場合は
- 乗り継ぎ保証がない
- スルーチェックインができない
- スルーバゲージができない
などの注意点があるのでよく確認しておきましょう。
航空券を格安で取るコツ
予約のタイミング
ハイシーズンを避けると、比較的価格が抑えられます。
日本だとお正月やGW、お盆の前後など。
また、クリスマスやイースター、旧正月など渡航先のハイシーズンを避けることもポイントです。
価格比較サイトの活用
Skyscanner、Google Flights、Expediaなどの比較サイトを利用しましょう。
発着時期などを少し変えるだけでも価格が変わったりするので、色々なパターンで検索してみるのがポイントです。
セール情報のチェック
タイミングによっては各航空会社のセールやプロモーションが行われている場合もあります。
お気に入りの航空会社がある場合はSNSなどをフォローしておくと、最新情報が入ってくるのでおすすめです。
注意点
格安航空券は魅力的ですが、発着時間が早朝や深夜に設定されていることが多いです。
空港までの移動時間や、現地到着後の移動手段なども考えて購入するようにしましょう。
また、手荷物が別料金になっていたり、変更やキャンセルが効かなかったりもするので要注意です。
マイルやポイントの活用方法
マイレージプログラムとは?
マイルとは各航空会社の提供するポイントサービスです。
長距離移動すると結構貯めることができるので、今からでも航空券を取る際に登録してみるのもおすすめです。
溜まったマイレージは航空券や座席のアップグレードに利用できます。
また、電子マネーや他社ポイントに交換できる場合もあります。
ポイントを貯める方法
一般的な方法は飛行機に乗ることですが、提携クレジットカードの利用やショッピングや宿泊でポイントを貯めることもできます。
また他社ポイントと交換ができる場合もあります。
マイルと貯める方法については別の記事でまとめる予定ですので、また参考にしてみてください。
航空券以外の節約ポイント
荷物の準備
航空会社や座席のランクによって異なりますが、荷物の大きさや重さには規定があります。
当日チェックインカウンターでチェックされるのですが、その際に規定を超えていると超過料金がかかります。
出発時に焦らないためにも、事前に搭乗予定の航空会社の規定をチェックしてうまくパッキングするようにしましょう。
パッキングのコツについては別の記事にまとめましたので、よかったら参考にしてみてください。
予約日時の注意点
予約時に日時にも気をつけるようにしましょう。
格安チケットは早朝や深夜発着のフライトが多いです。
早朝出発のチケットを購入したが「始発では間に合わず空港近くのホテルに前泊することになった」という話も聞きました。
この宿泊費を考えたら、初めからちょうど良い時間のフライトをとった方が良いかもしれません。
空港での節約ポイント
お持ちのクレジットカードによっては「プライオリティパス」が付帯している場合があります。
このパスがあれば空港での時間を有意義に使いやすいので、多少乗り継ぎ時間が長かったりしても快適に過ごせると思います。
プライオリティパス付帯のおすすめのカードについては、別の記事でまとめる予定ですので、よかったら参考にしてみてください。
搭乗前までに準備しておきたいこと
トラブル回避方法
搭乗予定のフライトがキャンセルになったり遅延した場合、当日に焦らないためにも対処法を事前にチェックしておきましょう。
乗り継ぎ便の場合は乗り継ぎに失敗した場合も同様です。
持っていると便利なアイテム
フライト中に便利なグッズ、有意義に時間を過ごす方法などを別の記事にまとめています。よかったら参考にしてみてください。
まとめ
今回は海外に長期滞在する際に航空券を取るときのポイントなどをまとめてみました。
このような移動にあまり慣れていない場合は、直行便などの簡単な行き方がおすすめです。
ただ、乗り継ぎ便に挑戦してみるのもいい機会だと思います。
乗り継ぎ時間が半日程度あって長い場合は、空港の外に出て観光している友人もいました。(国によってはビザが必要なので注意)
色々な方法があるので自分に合った方法を検討してみてください。