ネイリスト検定のモデルはどうする?認定ハンドとモデルのメリットとデメリット

ネイリスト検定のモデルはどうする?認定ハンドとモデルのメリットとデメリット。

ネイリスト技能検定は、従来はハンドモデル同伴での受験が一般的でした。

それに加え2023年秋期の検定から、全ての級で「JNEC認定モデルハンド」を使用することが可能になりました。

初めて検定を受験される方は、モデルを連れていくのか?ハンドを使用するのか?迷うと思います。

また、申し込み時にどちらか申告しなければいけないため、検定申し込みをする前に決める必要があります。

認定モデルハンドについては、まだ比較的新しい制度なので、情報が少なく私も最初は悩みました。

最終的に認定モデルハンドを使用して受験したので、その経験をもとにポイントをまとめてみました。

また、合格への近道となる、認定モデルハンドの「仕込み」の方法まで紹介します。

目次

認定モデルハンドとは?

JNECが認定したハンドマネキンです。

  • JNEC認定ラベルの貼られている、認定モデルハンド本体
  • JNEC認定ネイルチップ
  • NEC認定ルースキューティクル

の一式を差します。

詳しくはJNEC公式サイトでご確認ください。

モデル同伴ではなく、トレーニングハンドを使用して受験する場合は、この認定ハンドが必要です。

私は楽天で購入しました。「STモデルハンド」という名前で販売されています。

検定直前になると品薄になる傾向があるようです。

ハンド本体、認定チップ、キューティクルシール、両面テープは早めに用意しておくことをおすすめします。

直前に買い足そうとしたら在庫が無く、フリマサイトでは価格が高騰していました。涙

認定モデルハンドのメリット

コスパが良い

認定モデルハンドは1度購入すれば何度も使用可能です。

モデルさんにお願いする場合は、謝礼や交通費などもかかってきます。

それを考慮すると初期費用はかかりますが、認定モデルハンドの方がコスパが良いと思いました。

ただ、練習でたくさん汚したり傷つけてしまうと本番での使用が難しくなる場合があります。

不安な方は練習用に、このような認定ハンドよりも安いハンドを購入しておくことをおすすめします。

本番と同じもので練習したい方は、メルカリなどで中古品を探しても良いかもしれません。

好きなタイミングで練習できる

モデル同伴で受験する場合は、練習もなるべく人の手、出来れば本番と同じモデルの手で練習するのがベストです。(人によって爪の形などが違うので)

ただ、そのためには都度時間を空けてモデルさんと予定を合わせなければなりません。練習場所も必要になってきます。

その点、トレーニングハンドなら好きな時に気軽に、自宅でも練習が可能です。

リスクが低い

モデルさんの場合は遅刻やドタキャンのリスクは避けれらません。

私の友人も、試験直前にモデルさんの都合がつかなくなり、急なモデル変更で苦労していました。

トレーニングハンドであれば、当日ハンドを持っていけば良いだけなので、とても気楽でした。

モデルを探す手間が省ける

モデルさんを探すのも結構大変です。家族や友人にお願いできれば良いですが、そうでない場合は知人に紹介してもらったり、紹介サービスを利用することになります。

そういった手間を省けることも、トレーニングハンドを使うメリットです。

認定モデルハンドのデメリット

費用がかかる

認定モデルハンドは決して安くはありません。

チップやキューティクルシールなども専用のものが必要なため、ある程度のコストがかかります。

しかし、モデルさんにお願いする場合に謝礼等が必要なことも考えると、そんなに大きなデメリットではないのかなと思っています。

私は、普段の練習は100均のチップで代用するなどの工夫をしました。

清潔に保つ必要がある

試験当日は綺麗な状態のトレーニングハンドを持っていく必要があります。

もし汚れたものを持っていくと、試験中の動作で汚れや傷がついたのか判断がつかなくなってしまうからです。

そのために練習の際に気をつけるか、練習用で別のハンドを用意する必要が出てきます。

多少の汚れなら検定前に綺麗に掃除していけば問題ないと思います。

準備に時間がかかる

チップにキューティクルシールを貼ったり、それを両面テープでハンドにセットしたり・・・

練習する前の準備に結構時間がかかります。

私はいつでも練習できるように、まとめていくつかシールを貼ったものを作ってストックしていました。

ハンドモデル同伴のメリット

ある程度仕込んでいける

モデル同伴受験の1番のメリットはこれだと思います。

トレーニングハンドの場合、チップの長さや甘皮などいっさい仕込みをしていくことはできません。

しかし、モデルさんの場合は試験当日の1週間前までなら、甘皮の処理などの仕込みをしていくことが可能です。

実際に人の手で練習できる

ネイルサロンで働きたいと思っている場合、実際に施術するのは人間の手です。

より実践的な練習という意味では、やはりモデルさんにお願いする方が良いでしょう。

ハンドモデル同伴のデメリット

モデルを探す手間がかかる

家族や友人にお願いできればベストですが、日程が合わなかったり、仕事上爪が伸ばせなかったりと、なかなか難しいなと実感しました。

練習に付き合ってもらう必要がある

練習も本番と同じモデルさんでするのがベストですが、その都度予定をあけてもらわなければいけません。

また、練習場所なども必要になってきます。

検定1週間前には、仕込みをするためにも必ず練習に付き合ってもらう必要があります。

交通費や謝礼のコストがかかる 

練習や当日にモデルをしてもらうために、たくさんの時間を拘束してしまうことになります。

また、日常生活で爪が折れたりしないよう、気を使わせてしまう場面も多いでしょう。

モデルをお願いする人と良好な関係を続けるためにも、交通費や謝礼を渡す必要も出てきます。

ドタキャンや遅刻のリスク

人にお願いする場合、どうしても遅刻やドタキャンのリスクが出てきます。

その人が悪くなくても公共交通機関の遅延や体調不良など、さまざまなリスクがあります。

そのために、モデルは複数人にお願いしておくことをおすすめします。

認定モデルハンドの仕込み

買ってそのままの状態ではチップが付きにくかったり取れやすかったりします。

ここでは認定モデルハンドを買ってからする仕込みの方法を簡単に紹介します。

用意するもの
  • 認定モデルハンド
  • ネイルグルー
手順
  1. 認定モデルハンドのネイルベット部分をアルコールを含ませたコットンで拭き取る。
  2. 拭き取った部分が乾いたら、ネイルグルーを薄く塗り自然乾燥させる。

以上です。グルーで表面を少しざらつかせるとチップがつきやすくなります。

私はこのグルーを使用しました。

まとめ

今回はネイル検定を受ける際にモ認定ハンドモデルまたはモデル同伴、どちらが良いのかそれぞれメリットとデメリットを紹介しました。

結論として、

  • モデルをお願いできる人が周りにいるか?
  • 自分の性格はどうか?

などで考えれば良いと思います。

私は人にお願いするのがどうしても面倒だったので・・・笑

(予定のすり合わせ、検定ルールの説明、謝礼、練習場所の確保、好きな時に練習したい、などの理由で)

初期費用はかかりますが、実際トレーニングハンドでの受験は余計なストレスがかからす気楽に受験することができました。

人の手で練習したい、トレーニングハンドでの作業が苦手、最大限仕込みをしていきたい、という方はモデル同伴受験が良いと思います。

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