ワーキングホリデーでは語学学校に行くべき?実体験をもとに解説します!

ワーキングホリデーでは語学学校に行くべき?実体験をもとに解説します!

今回はワーキングホリデーで海外に行く時、「語学学校に行くべきか?」という疑問にお答えします。

イギリスやカナダ、オーストラリアなどの英語圏はもちろん、その他諸外国へ行く場合にも当てはまります。

結論から言うと「人による」です。

また、ざっくりまとめると、

中級以上の語学力がある方:語学学校に行かなくてもOK

それ以下の語学力の方:語学学校に行くのがおすすめ

といった感じです。

詳しい理由や、語学学校に行くメリット、学校選びのポイント、などをまとめていきますので、よかったら参考にしてみてください。

目次

語学学校に行くべき人とその理由

英語のイメージ画像

こんな人は語学学校に行くのが◎

冒頭では、英語力が中級以下の方は語学学校に行くことがおすすめと書かせていただきました。

では具体的に中級レベルというのは具体的にどれくらいでしょうか?

一般的に中級の英語レベル(B1)とは、

英検:2級〜準1級

TOEIC:600〜750点

くらいが目安です。

ただ、それはあくまでも試験においての英語力です。

個人的には、

海外旅行で困らないレベル

簡単な接客ができるレベル

であれば、語学学校に行かなくても大丈夫だと思います。

語学学校に行くべき理由

ワーキングホリデーでは、多かれ少なかれ「働く」ことになると思います。

そのためポイントは、すぐに働けるだけの語学力があるか?という感じです。

もちろん職種によりますし、日本語しかできなくても働ける場所はあります。(日本食レストランのキッチンなど)

しかし、それではせっかくワーキングホリデーで来た意味がなくなってしまいます。

日本語環境にいると、英語力も伸びませんし、異文化交流といった面でも特に日本にいる時と変わらなくなってしまします。

ただし、語学力向上以外にも、ワーキングホリデーで語学学校に行くメリット(特に渡航後すぐ)はたくさんありますので、余裕のある方は検討してみてください。

語学学校に行くメリット

語学学校のイメージ画像

語学学校に行くメリットは、語学力を伸ばすため以外にも、たくさんのメリットがあります。

特に渡航直後に関しては、

  • 人脈、ネットワークの構築
  • 滞在先の確保ができる

の2点も大きいです。

下記で解説していきます。

英語力の向上

真っ先に上がるメリットはこれですよね。

語学を勉強するために行くのですから、当たり前です。

現地では「英語を英語で学ぶ」ので、より実践的な学びの体験ができます。

その国の歴史や文化背景なども交えて授業が行われたりもするので、興味深いと思います。

また、生活の知恵なんかも教えてくれたりするので、現地で慣れないうちは語学学校があると安心だと思います。

多国籍の友人とネットワークの構築

語学学校には、様々な人が生徒として言語を学びに来ています。

大学入学前のティーンエイジャーや、医者や弁護士、俳優として働いている方、リタイア後に生涯学習として語学を学んでいる方・・・

私も普段の生活では出会わないような人たちに、たくさん出会いました。

もちろん国籍も年齢も様々です。

色々なバックグラウンドを持った人と関係を築くことは、成長にもつながりますし良い機会です。

滞在先の確保

個人的にはこのメリットも大きいと思います。

現地に渡航する前から、滞在先を決めるのはほぼ不可能に近いです。

最初の数日間、ホテルやエアビー(民泊)などに滞在し、家を探す方法もありますが、なかなかうまくいきません。

海外の主要都市は家不足で、現地の人ですら住む場所の確保に苦労します。

到着したばかりの慣れない海外で、家探しをするのは本当に大変で、詐欺などにも気をつけなければなりません。

そんな中、語学学校が斡旋してくれる「学生寮」や「ホームステイ」があれば安心です。

学校に通っている間はそこに滞在できます。その間に次に住む家を探すのがおすすめです。

ホームステイと寮に関しては、下記記事でまとめています。

資格や検定が取れる

せっかく勉強したのなら、語学力を証明できるものがないともったいないです。

学校によっては、TOEFLやIELTSなど(英語であれば)の対策コースを提供している場合があります。

中級以上の英語力がり資格や検定を持っていない方は、そういったコースに申し込んでみるのもおすすめ。

学生証がもらえる

これはちょっとしたことなのですが、学生証がもらえます。

学生証があると、観光地などで学割替え蹴られたりするのでお得です。

観光するなら学生のうちがおすすめ。

また、渡航後すぐに現地での身分証(簡易的なものにはなると思いますが・・・)を手に入れられるのも魅力です。

語学学校に行くデメリット

お金のイメージ画像

ここからは語学学校に行くデメリットを解説していきます。

やはり何事にもメリットとデメリットがありますし、そこを見極めて自分に必要か?を考えていきましょう。

費用と時間のコスト

やはり一番気にかかることは費用ではないでしょうか?

どれくらいの期間通うか、1週間のうち何時間授業を受けるか、もちろん学校によっても費用はかかってきます。

自分の予算に合わせて、複数の学校を比較して決めることが大切です。

また、学校に行っている間は時間も取られますので、すぐに働きたい方は優先順位を決めましょう。

午前中は授業を受けて、夕方から働くといったことも可能です。

日本人が多い場合も

学校やタイミングによっては、どうしても日本人比率が高くなってしまうことも。

日本人が多いと、せっかく海外に来たのに、日本語を話してしまいがちになります。

日本人比率について気になる場合は、事前に学校に問い合わせてみても良いかもしれません。

学校が合わない場合も

せっかく学校に申し込んでも、学校が合わないリスクもあります。

こればかりは行ってみないとわからないので、難しいところです。

また、授業についていけない場合もあります。

基本的に、最初のレベルチェックでクラス分けされますが、それでもレベルに合わないこともあります。

あまり雰囲気などが合わないと、不登校になってしまうケースもあるので、その場合も

オフィスに相談してみましょう。

レベルなども含めクラスを変えたい場合は、早めにスチューデントオフフィスに相談しましょう。

エージェントを通して申し込んだ場合は、エージェントに相談してみるのもありです。

語学学校の選び方

選ぶことのイメージ画像

せっかくお金をかけて学校に行くのですから、なるべく自分に合う学校を見つけたいですよね。ここからは語学学校の選び方についてまとめます。

学校の評判と卒業生の口コミ

学校の評判や口コミをよく調べておくようにしましょう。

学校の比較サイトやGoogleで口コミを見ることも可能です。

また、日本人比率や生徒の年齢層など、気になることがある場合は学校に直接問い合わせてみても◎

どうしても夏場は、年齢層が低く賑やかな学校が多いようです。

授業内容とカリキュラムのチェックポイント

勉強内容や授業時間帯などが自分に合うか、チェックしておきましょう。

特定の資格や検定試験を受けたい場合は、その対策コースがあるか、など。

また、授業以外でのアクティビティや、語学+その他スキル(美容やアートなど)コース、が用意されていたり、学校によって特色が違うので、そこも要チェックです。

学費と生活費のバランスを考える

学費がいくらくらいか?というのは学校によってピンキリです。

元々の予算を考慮するのはもちろんですが、働きながら行くことなども考えてみましょう。

ただ、慣れない土地で働くことは大変です。せっかく学校に通っているのに、勉強が疎かになってしまっては本末転倒です。

現地で生活費がいくらくらいかかるか?節約する方法はあるか?

など、全体的な費用のバランスを考えてみましょう。

申し込みに関して

申し込みのイメージ画像

学校に行くことにしたとしても、どうやって申し込むのか?どれくらいの期間申し込むのか?など、迷うことも多いと思います。

ここではそれらの疑問について、解説していきます。

エージェントか直接申し込みか

まず、学校に申し込むには

  • エージェントを使う
  • 直接申し込みする

の2つの方法があります。

エージェントを利用すると、照付きを代行してくれるので楽です。

また、どんな学校がいいか?なども含め、留学やワーホリに関する相談に乗ってもらうこともできます。

一方で、手数料がかかったり、そのエージェントで取り扱っている学校にしか申し込めない、といったデメリットがあります。

直接申し込みをする方法は、自分で学校に直接申し込む方法です。

インターネットなどで、自分で語学学校を調べ、気になるところがあればHPなどから直接問い合わせ、または申し込みするといった流れになります。

こちらは手数料もかからず、幅広い選択肢がある一方、全て自分で手続きしなければいけないため、手間がかかります。

どれくらいの期間いくべきか?

語学学校にどのくらいの期間通うか?というのも迷うポイントだと思います。

予算や語学力にもよりますが、個人的におすすめなのが「最初の3ヶ月は語学学校に通う」ことです。

3ヶ月で効果がどれくらいあるか?というと、それも人によります。

語学力が大きくは伸びないかもしれませんが、現地での生活に慣ない期間学校に在籍できるのは魅力です。

また、ワーキングホリデーで滞在する場合は、あまり長く学校に行くのももったいないです。(働けるビザは貴重なので)

学校に長く通いたい場合は、「学生ビザ→ワーホリビザ」に切り替える流れがおすすめ。

語学学校を活用するためのポイント

語学学校のイメージ画像

せっかくお金も時間もかけて語学学校に通うのなら、学校をうまく活用しましょう。

そのためのポイントをまとめました。

英語力を効率よく伸ばす方法

英語力を効率よく伸ばすにはやはり、予習と復習が大切です。

授業でやることが理解できるように事前準備をしておくと、クラスでも発言しやすくなります。

また、わからないことは積極的に質問するようにしましょう。

「授業中みんなの前で質問しにくい」という方もいるかもしれませんが大丈夫です。

授業の合間に先生をつかまえて聞いてみるのでも良いですし、宿題があればそこに質問を書いて提出するなどでも◎

慣れたら授業中に質問できるとベストです。わからないことをみんなでシェアすると、とても勉強になります。

アクティビティに参加する

語学学校では授業とは別に、アクティビティが用意されていることが多いです。

アクティビティとは、主に放課後にみんなで集まって何かしよう!といったイベントのようなものです。

シティツアーや美術館に行ったり、クリスマスなどの季節のイベントなどもあります。

こういった機会では、普段顔を合わせない他のクラスの人とも交流が持てたりします。

うまく活用して、人脈を作っておくのもポイントです。

日本人生徒との関わり方

たまに、「日本人とは話さない」人がいるようです。

私も1人だけ出会った記憶がありますが、とても感じが悪かったです。

そのような人は日本人以外とも、うまくコミュニケーションが取れているようには思えませんでした。

日本人と日本語ばかり話すのは問題です。(特に日本語がわからない人がいる前では)

ただし、日本人コミュニティでも、重要な情報を得られたりすることもあります。

外国語で考えずに話せる、相談できる仲間も貴重です。

日本人とは適度な距離感で付き合っていくのがベストだと思います。

困った時はオフィスへ

何か困ったことがあれば、オフィスに相談しにいきましょう。

私は今まで、家探しやクラスの変更、現地での生活、仕事探しについてなど、さまざまなことを相談しました。

現地の方から貴重なアドバイスをもらえる場です。うまく活用しましょう。

まとめ

今回はワーキングホリデーで滞在するにあたって、語学学校にはいくべきか?というテーマでした。

結論としては、最初の3ヶ月は語学学校に行くことがおすすめです。

語学力向上のメリット以外にも、人脈作りや生活のサポート、再在先の確保など、さまざまなメリットがあります。

「中級以上の語学力があれば、語学学校に行かなくても良い」と書きましたが、海外の語学学校でできる経験も貴重です。余裕があれば検討してみることをおすすめします。

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