長期間海外で過ごすことになると、持っていきたいものがたくさんあると思います。
しかし航空会社や搭乗するクラスによって、無料で持って行ける範囲の荷物の大きさや重さは異なります。
旅行で色々な年を周遊する際や、ワーホリなどで住所が安定しないうちは身軽であるに越したことはありません。
今回はなるべくコンパクトに荷物をまとめる方法や、必要なものの厳選の仕方についてポイントをまとめました。
パッキングの基本
軽量化するコツ
なるべく必要最低限の持ち物だけにするようにしましょう。
ワーホリや旅行で必須のものや自分にとって外せないものを基準に、優先順位をつけてリストを作成するのがおすすめです。
多機能アイテム
1つで様々な用途に使えるマルチアイテムは持っていくものを減らすことができるのでおすすめです。
例えば下記のようなマルチ変換プラグ。
これなら1つあれば様々な国で使用することができます。
国を跨いだ周遊旅行にもぴったりだと思います。
調光サングラスもおすすめです。
日差しの強い時にはサングラス、そうでない時は普通のメガネ、ブルーライトカット機能などがあれば、PCメガネとしても使用できます。
現地調達の考え方
現地調達できるものは現地で手にいれることがおすすめです。
ワーホリなどで1年分の荷物を全て持っていくことはほぼ不可能ですし、最初は住所も安定せず何度か引っ越しをするケースもあります。
そのため最初はなるべく荷物が少ない方が良いです。
日本で買う方が安いものも多いですが、現地調達の方が安いものもあります。
必要なものが現地調達できそうか?なども調べてみて、なるべく身軽にいくことをおすすめします。
持っていくべきもの
持ち物リストは別の記事にまとめています。
おすすめアイテムも紹介していますので、よかったら参考にしてみてください。
スペースを有効活用するポイント
便利アイテムを使う
圧縮ポーチやクローゼットに吊るせるポーチなど。
下記のような便利な収納アイテムを利用することもおすすめです。
隙間の活用
靴の中に靴下を丸めて入れるたり、壊れ物は衣服で包むなど・・・
スーツケースのスペースは限られているので、あらゆるスペースを活用しましょう。
小物入れなどを使う
100均にあるようなプラスチック製などの小物入れを使用して、ジャンル別に仕分けてパッキングすることもおすすめです。
現地でそのまま使えて便利です。
意外とそういった入れ物が現地ですぐ入手できなかったり、高かったりもするので少しあると便利です。
長期滞在パッキングのコツ
シーズンをまたぐ滞在
季節を跨いで滞在する場合は、その分持っていく服も多くなると思います。
現地調達も可能なので最低限で良いと思いますが、かさばる冬服などは家族に頼んで郵送してもらっている友人もいました。
現地調達だと人によってはサイズがなかなか合わなかったりもします。
そういったことも考えてパッキングをしていきましょう。
長期保存がきく食品
お気に入りの日本食や調味料を持っていく場合は、賞味期限に注意しましょう。
基本的な日本食は海外の主要年であれば、割高ではあるものの手にいれることはできます。そのためこちらも最低限にしておきましょう。
パッキングでの体験談
持って行ってよかったもの
シャワーサンダル
スリッパ、ビーチサンダル代わりに便利でした。
丸洗いもできるので、色々なシーンで活躍しました。
自立するポーチ
メイク道具を入れておくのに便利でした。
部屋に置いておくにもそのまま立てて置けるので便利でした。
吊り下げ収納ボックス
パッキングしてそのままクローゼットに吊り下げる収納として使用できてよかったです。
ハンガーの数が足りない時や、畳んで収納したいものに便利でした。
何よりパッキングした状態で、そのままクローゼットに収納できてしまうのが便利でした。
お気に入りの服、アクセサリー
荷物になるかな・・・と思ったものの、やはり気に入っているものがあると気分が上がります。
基本的にはカジュアルに、Tシャツやマウンテンパーカーがあれば便利!と思った海外生活でしたが、お気に入りのワンピースやスカート、アクセサリーもあれば少しは持っていくことをおすすめします。
現地調達で良いと思ったもの
私の場合はコンタクトレンズをたくさん持って行ったのですが、現地でも簡単に入手できましたし、価格も高くなかったので現地調達すればよかったと思いました。
また、現地調達するために必要な情報も確認しておきましょう。
例えばコンタクトなら左右の度数やベースカーブなどです。
病院などで処方薬をもらっている方も、あまりたくさんの量はまとめて処方してもらえないと思うので、(私の場合最大半年間分でした)英文の処方箋や診断書をもらっておくと安心です。
エミレーツチェックイン時のトラブル
エミレーツ航空を利用した際に、手荷物が重量オーバーしており焦りました。
チェックイン時に重量オーバーだということを告げられ、空港の床で荷物を入れ替えたりしなければならず大変でした。
重量を守れていなかった私が悪いのですが、手荷物まで重さを計られたことが他の航空会社ではなかったため、事前にチェックをしていませんでした・・・
出発前の空港で焦らないためにも、手荷物の重さまでチェックしておくことをおすすめします。
荷物が重すぎて運ぶのが大変だった
どうしても荷物を減らすことができず、超過料金を払ってたくさん荷物を持って行ったことがあります。
持ち運ぶのがとても大変だったため、やはり自分で持てるだけの荷物にした方が無難だなと思いました。
友人に手伝ったりしてもらう方法もありますが、1人で引っ越しをしなければならない場合にも大変になるので、身軽にしておくことがおすすめです。
ロストバゲージ対策
ロストバゲージとは、飛行機に乗る際に預け荷物が紛失してしまうことです。
現地到着後に荷物がないととても不安になると思います。
そんな時に焦らず対処できるように対策方法をまとめてみました。
スーツケースの写真撮っておく
パッキングが完了した状態のスーツケースの写真を撮っておきましょう。
ベルトやタグなど目印になるように目立つものをつけておくこともおすすめです。
また、外見だけでなく中身も撮影しておくと安心です。
もし荷物が紛失してしまっても、写真があれば簡単に荷物の特徴を伝えることができます。
トラッキングデバイスの活用
Air tagなどのトラッキングデバイスを預け荷物に入れておくと安心です。
荷物の現在地をスマートフォンなどに表示できるので、紛失した際にも見つけてもらいやすくなります。
また、盗難対策にもおすすめです。
荷物は分散しておく
もしロストバゲージになってしまったら、到着後すぐに手元に荷物が戻ってくることは難しいです。
到着後すぐに使いたいものや、なくては困るもの、着替えなども少し手荷物の方に入れておくと安心です。
過去の荷物タグは取っておく
過去のタグやシール外しておきましょう。
空港職員が過去のタグを間違えて処理することでロストバゲージになる可能性があります。
ロストバゲージに遭ってしまったら?
ロストバゲージに遭った際には、まずは空港職員に相談します。
その際に航空券や荷物の預かり証が必要となります。
職員が探しても荷物が見つからない場合は、申請書類を作成します。
海外の空港で書類を作成する際は英語で作成することが一般的です。
荷物の特徴(形や色やサイズなど)を英語で表現できるようにしておきましょう。
また、航空会社のロストバゲージ保証を確認して損害賠償などがあれば受け取るようにしましょう。空港会社によっては洗面キットがもらえたりします。
また航空会社の範囲内で、費用の請求ができる場合もあります。
申請書の控を保管しておき、荷物が見つかった場合には連絡がきます。
1〜2ヶ月経っても荷物が見つからない場合は、航空会社から紛失の連絡がきます。
連絡がこない場合はこちらから連絡して、荷物の損害賠償の請求をします。
カードや保険での保証
持っているクレジットカードによっては、海外旅行保険が付帯しています。
また、海外旅行保険に加入している場合も同様です。
その保険にロストバゲージに遭った際の補償が対象の場合がありますので、そちらも事前に確認しておきましょう。
まとめ
今回はパッキングのコツをまとめてみました。
限られたスペースに荷物を詰めなければいけないのでかなり厳選しなければいけないと思います。
個人的には現地で調達できるものは現地調達する、という方針が良いと思います。
必要なものや優先順位は人によって違うと思うので、自分に合ったスタイルで準備してみてください。