ワーキングホリデーだと基本的に1年、場合によっては2~3年現地に滞在することが可能です。
そのため最初はホームステイや寮、ホテルなどに滞在し、その後はシェアハウスやアパートの1室を借りることになると思います。
海外での滞在先の選び方について私自身の経験も踏まえてまとめてみたので参考にしてみてください。
私は主にイギリスやドイツなどヨーロッパでの経験ですが、カナダやオーストラリアにワーホリをしていた友人からも同じような話を聞いたので参考になるかと思います。
また、別の記事で内見時のチェックリストについてもまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。
シェアハウスの探し方
Webサイト
日本人向けの情報サイトや現地の家探し用のサイトで探す方法です。
主なサイトは下記にまとめていますので参考にしてみてください。
日本では不動産屋さんにいくことが一般的ですが、海外ではあまり一般的ではありません。もちろん不動産屋さんはありますが一軒家などの取り扱いが多く、ワーホリ向けではありません。
人づてに探す
友人や知人、語学学校に通っていれば学校の先生や事務員さん。また、ホームステイをしていればホストファミリーなど・・・周りの人に家を探していることを相談してみるのも一つの方法です。
運が良ければ部屋の空き情報が入ってきたりします。
友人はこの方法で最初のステイ契約期間終了後も、ホームステイしていた家の部屋を間借りしていました。
SNS
SNSで家を探す方法もあります。
私はFacebookの地域のグループなどで部屋情報をチェックしていました。
また、instagramなどでは現地の友人がたまにシェアメイト募集の投稿をしていました。
海外で家を探すときの注意点
詐欺
多くの都市部では家不足が深刻化しています。
そのため競争率がとても高く、家探しはとても大変です。
家が見つからないと滞在費も余分にかかったり、先が不安になりますよね。
そんな中そういった気持ちに漬け込んだ詐欺がとても多いです。
条件が良すぎる物件はまず疑ってみたり、必ず実際に内見に行ってから契約するようにしましょう。
大家さんとの相性
物件によっては大家さんと同居の場合があります。
メリットは困ったことやわからないことがあればすぐに聞けることです。
ただ、相性が合わなければかなりストレスになります。
大家さんと同居しなければいけないのか、別居の場合どれくらい離れた距離に住んでいるのか、は事前にチェックしておきましょう。
また、理不尽なルールを押し付けたり、アジア人女性だけを狙った悪質な大家さんも存在してました。
そういった悪質な場合は、日本人向けの情報サイトやSNSに共有されたりもしていたので、なるべくチェックしておきましょう。
バスルームの数
ユニットバスの場合、誰かがシャワーを使用していたらしばらくトイレにもいけなかったりするので・・・
シェアする人数に対してトイレ・バスの数が十分かはチェックしておきましょう。
部屋に鍵が付いているか
シェアハウスとなると防犯面も気になります。
元々家族で住む用の家だったりすると、鍵がついていない部屋も多いです。
自分の使用する部屋に鍵がついているかは事前に確認しておきましょう。
家具付きかどうか
海外では家具のついているお部屋が一般的ですが、これも事前に確認しておきましょう。一人暮し用のアパートだと家具がついていない場合も多いです。
1から家具を揃えなくて良いのはとても便利ですので、家具付きのお部屋がおすすめです。
また、ベッドリネンなども借りられるのか?自分で用意しなければならないのか?事前に確認しておくと安心です。
契約期間
契約期間が自分の都合と調整がきくかも確認しておきましょう。
「何ヶ月以上〜」「◯月◯日以降入居可」といったような条件のある場合が多いです。
デポジット・光熱費
デポジットや光熱費についても確認が必要です。
デポジットとは、入居時などに支払い退去時に部屋に問題(損傷など)がなければ帰ってくるお金です。だいたい家賃1ヶ月分くらいのところが多いようです。
また、光熱費についても家賃に含まれているのかどうかなどをチェックしておきましょう。
ハウスルール
シェアハウスとなるとハウスルールが設けられている場合があります。
ルールについてもどのようなものがあるか確認しておきましょう。
例えば何時以降は静かに過ごす、洗濯は週に1回まで、家に友人を呼ぶには事前に許可を取る、などのルールを聞いたことがあります。
海外で家を探すコツ
日本からもチェックしておく
日本から家を決めてしまうのはおすすめしませんが、日本にいるうちからWebサイトなどで物件をチェックしておくことはおすすめします。
ある程度の期間そういったサイトを見ておくと「家賃相場がわかる」「頻繁に入居者を募集している物件がわかる」といったメリットがあります。
特に「頻繁に入居者を募集している物件」は、リスクが高いです。
私の経験では大家さんやシェアメイトに問題のあるパターンが多いです。
周りの人にアピールする
友人やクラスメイト、学校の先生、仕事仲間など・・・
周りにいる人に「家を探している」と言ってアピールすることも大事です。
タイミングによっては入居者を探している人とつながれる場合があります。
SNSで部屋を探している、と言った投稿をするのもおすすめです。
エージェント
不動産を斡旋しているエージェントに相談してみるのも一つの方法です。
私は一度、エージェント経由で内見をした経験があります。
どうしても自分で探すのが難しいと感じる場合はこちらも一つの方法です。
ただ、ぼったくりなどの被害も聞いたことがあるので、信用しすぎないようにしましょう。
まとめ
今回は海外での家探しについてまとめてみました。
ロンドン、ベルリン、トロントなど都市部では家探しが非常に難しくなっているようです。
異国の地で住む場所がなくなるかも、と言うのはかなり不安です。
ただ、そんな気持ちに漬け込んでくる詐欺やぼったくりなどの話もよく聞きます。
上記の記事でも触れましたが、最初の滞在先は長めにとって落ち着いて家を探せるようにしておきましょう。
また、家が見つからず一時的な滞在先を探すのにも上記の記事が役立つと思うので参考にしてみてください。